タイ人の砂糖摂取量が多すぎる件

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バンコクに住み始める20年も前から、毎年のようにタイに旅行で通い続けてきたので、それなりに町の変化を目にしてきました。最初の頃はシーロム界隈には小象が出没していたし、プロンポンもまだエンポリアムぐらいしか大きなビルはなく、アソークだってタイムズスクエアがある程度。あんまり冴えない一帯だったなあ。

変化したのは町だけじゃない。タイ人の体型もこの20年で大きく変わったと思います。

はっきりいって太ってきている。むちむちむちむち脂肪がついてきています。タイ人はもともと華奢なつくりだと思うんだけど、それを感じさせない太り方(T_T)

特に女性の肥満比率は高い。調べてみると、2013年度の肥満比率は30%超。男性の14%を大幅に上回ってます。つまり、3人の女性がいたら一人は肥満なわけです。デブが多くなったと感じるはずだ。

原因は、どうみても栄養の偏りと運動不足。これに尽きます。ただ、砂糖の摂取については、タイの保健省も力を入れているようですね。

WHOが今年3月に設けた新ガイドラインでは、砂糖の摂取量は1日あたり小さじ6杯(25g)以下が目安。ところがこの量は、清涼飲料水を1缶飲むだけで軽くオーバーしてしまいます。

そこで、今年に入ってタイの保健省は、飲み物に入れる砂糖の量を「1回に4g」というキャンペーンを始めました。このキャンペーンには、カフェAmazonも参加。来月から、お店で提供される小袋に入った砂糖の量を6gから4gにカットするそうです。

果たしてこれでどれぐらいの成果が出るのか、ちょっと疑問ですが、キャンペーン開始は大きな一歩。今後に期待!でしょう。

私が思うに、タイ人の砂糖のとりすぎの主な原因は冷たい飲み物にあるんじゃないかな。カフェAmazonにいっても、スタバに行っても、コーヒー屋台に行っても、タイ人が頼んでいるのはほぼ冷たいコーヒーです。甘い上に、生クリームまでてんこ盛りだ。

冷たい飲み物は相当の砂糖を入れないと甘く感じません。ふだん飲んでいる飲料をホットに変えるだけで砂糖の摂取量はかなり削減できるはず。

とはいえ、常夏の国タイで、誰もがエアコンの効いた環境に暮らせるわけじゃない。暑さを冷たい飲料でしのぎたい低所得者層は肥満化の道をひた走り、金持ち層は健康への意識が高く、飲料にも気を遣う。そんな二極化がますます進行しそうな予感…。

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でも、まだ少ないとはいえ、缶入り緑茶飲料にも無糖タイプが増えてきました。フードコートやレストランでミネラルウォーターを片手に食事をしているタイ人の姿もよく見かけます。今回のキャンペーンを契機にタイ人の意識が変わり、肥満化にストップがかかることを祈りたい。20年前のようにスリムで華奢でスマートなタイ人よ、もう一度!!

 

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