進化する旅行ガイドブック。新しいシリーズがこんなに出ていた!

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旅行が大好きなので、旅行ガイドブックには目がありません。ガイドブックの通りに旅行をするなんてつまらない!という人もいるようですが、それはちょっと違うんだな。旅行ガイドブックはどちらかというと、机上の妄想に使うモノ。旅行気分を高めて高めて、テンションをあげるために用いるモノ。少なくとも私の場合はそうです(だから、実際の旅ではそんなに出番がなかったりする)。

この旅行ガイドブック、けっこう勢力図が塗り替わっていて、古くから続いている「地球の歩き方」や「ブルーガイド」「るるぶ」のようなシリーズもあれば、新参者だけどすっかり定番となった「ことりっぷ」や「指差し」のようなシリーズもある(ちなみに、「ことりっぷ」に関しては以前、こんな記事を書きました)。新しい動きがいつも見られるジャンルなんですわ。

今日、書店に行ったら、こんな新たなシリーズを発見。

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一つは、地球の歩き方が出している新シリーズの「PLAT」。薄くてコンパクトという点では「ことりっぷ」や同じ地球の歩き方から出ている「aruco」に似ていますが、「ことりっぷ」や「aruco」が女子旅を意識しているのに対して、「PLAT」はもうちょい上の世代や男性までカバーしているのかな。で、用途としては、スケルトン型のパッケージツアーや出張の合間の短時間でその場所を楽しみたい人向けなんだそう。あまり休みが取れなくて気ぜわしい日本人向けといってもいいかもしれません。

こっちが「ことりっぷ」と「aruco」の表紙。「PLAT」との違いがよくわかります。

年間300日旅行をする高城剛の私的なホットスポットだけを集めたガイドブック「NEXT TRAVELER」も着実に増殖していました。

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最新刊がシンガポール。高城剛のセレクトはクセがあるけど、際立った個性なので面白い。そのうちバンコク編が出るかな。出たら買わなくちゃ。

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お、こんな切り口もあるのね–と思ったのが、60人の地元クリエイターが街のみどころを教えてくれるというのがウリの「CITI☓60」シリーズ。「有名スポット&建築」「文化施設&アート・スペース」「マーケット&ショップ」「レストラン&カフェ」「ナイトライフ」の5つに分けて、クリエイターお勧めのスポットが紹介されてます。

でも、切り口が切り口だけに取り上げる場所は、大都市しか無理。いまのところ、発売されているのは、東京、ベルリン、ニューヨーク、ロンドン、パリ、バルセロナだもん。さて、アジアから仲間入りする都市が出てくるのかどうか。香港や台北だといけそうな気がします。いや、バンコクも可能性アリかな。

そのほかにも、枻出版社が出した「トリコガイド」も充実の一途。これはどうみても「ことりっぷ」路線でしょう。

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朝日出版社からは「ハレ旅」というシリーズも出てました。旅が最高のハレになる、というコンセプトらしいですが、ちらっと見た限りではあまり特徴は感じなかったな。

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しかし、日本の旅行ガイドブック、本当にすごいよ。こんなにシリーズが乱立している国はほかにはないです。書籍だけじゃなく、ムックもあるからね。旅行ガイドブック天国といっても言いすぎじゃない。

白人もよくガイドブックを見ているけれど、あちらのガイドブックは文字が主体です。しかも、その文字が小さいんだ。分厚くて情報量が本当に多い。ビジュアル重視で、ページごとにきちんとレイアウトを組んで、誠心誠意、見やすくわかりやすく作ってある日本のガイドブックとは対照的(これは新聞にも言えるな)。日本独特の文化といってもいい旅行ガイドブックは、アジアの国にならじゅうぶん移植可能だと思います。

そういえば、以前、取材をしたタイ人が「日本のマナー本のような存在はタイにはない。あれはすごく面白い」と言ってました。マンガやイラストを多用したガイドブックやマナー本。これからタイに増えていく、かもしれません!?

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