カレーライスが緑色!? タイの「食」シーンに浸透する抹茶パワー

先日、ラマ9世駅直結のセントラルに行ったおり、「chounan」というお店で食事をしました。

牛丼やカレーライスの店で、どうやらタイ資本の会社らしい。店名は「長男」から取ったのかな? それはともかく、中でメニューを見てたまげました。「緑茶カレーライス」なるモノがあったからです。

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!!!!!! ルーが緑色になっている。上の画像だとわかりにくいのですが、このお店のHPのメニュー画像だと一目瞭然↓

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見事な緑色だ。タイにおける緑茶とは抹茶のこと(厳密に言うと、抹茶は緑茶の一種でイコールではないですが、タイではいっしょくたになっている)。タイ人は緑茶好きとは聞いていたけれど、そこまでして緑茶を食べたい?摂取したい? 私の目には美味しそうには見えないんですが、これも文化の違いなのか!? しかし、考えてみれば、タイにはグリーンカレーがある。あれもまあ、緑色といえば緑色。そういう意味で違和感はないのかもしれません。

飲料から料理へ。活躍の舞台を広げる緑茶の一番の功労者といえるのがドリンクです。バンコクの英字新聞Nationが2015年に紹介した消費者リサーチによれば、リフレッシュメントのために緑茶ドリンクを選ぶ人が全体の21%、炭酸飲料を選ぶ人が14%、水が13%、フルーツジュースが10%で、年代に関係なく緑茶がマーケットを支配しているのだそう。すげーな緑茶。

タイではチェンライで台湾スタイルの抹茶が栽培されているそうですよ(でも台湾スタイルって何なんだろう?)。中でも最大手のメーカーがSuwirun社。烏龍茶やジャスミン茶のほかに緑茶も生産しています。もちろん、京都や愛知県西尾市など日本の抹茶の産地からも抹茶パウダーが輸出され、タイのいろいろな「食」に利用されているわけです。

そういえば、先日、シリキットコンベンションセンターで開かれていた「Coffee Fair」でも、たくさんの抹茶飲料のブースを見かけました。試飲コーナーは大人気。

試飲した抹茶ドリンクは激甘でしたが、これがタイ人には欠かせない。風味に加えて、この色もタイ人好みなんだろうなあ。わさびもそう。ピンクとか黄緑とか大好きだもんね。

もちろん、効果効能も人気を後押ししている要素です。宇治や西尾の抹茶パウダーを販売しているBONCAFE(タイの大手コーヒー会社)のサイトには、抹茶の利点として以下の項目があがっていました。

  • ダイエットの補助
  • 免疫力アップ
  • 抗酸化作用
  • 気分高揚
  • アンチエイジング
  • 食物繊維

砂糖を入れ過ぎたらダイエットの役には立たないと思うけれど、抹茶=ヘルシーのイメージが強いのは確かなよう。カレーライスにまで触手を伸ばし始めた緑茶勢力。その勢いは次のどのジャンルに及ぶのか。怖いながらも楽しみです。

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