「タイの屋台図鑑」は永遠のバイブルです。

タイに住み始める前から、タイに関する本があると手当たり次第に(というと大げさだが)買って読んでました。旅行本、エッセイ集、食関連。本当にいろいろある中で、私がこれは永遠の名作かつ力作だよなと思っているのが、この「タイの屋台図鑑」。

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著者は岡本麻里さん。2002年発売なので、もう14年も昔の本ですが、中身は少しも色あせない。ホントにすごい本だと思います。

タイトルには「屋台」とありますが、実際にはフードセンター、惣菜屋台、注文屋台、専門屋台、デザートに章立てされていて、要するに庶民的な食の店をほぼ総ざらいしてるんですね。

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注文の方法から主な料理、上手な屋台の見分け方まで非常に詳しく書いてある。いまはこういう内容の本って増えてますが、当時としては画期的。何度も何度も読みました。

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緑のどんぶりマークが意味するところを知ったのも、イワシの缶詰を屋台がどのように使っているのかを知ったのもこの本から。タイ独特の野菜の種類から地方料理にまで言及されているのもすごいです。いったいどれだけ食べ歩き、屋台の人に取材をしたのだろうか。その「食」に対する情熱と行動力と胃袋にはただただ感服するしかありません。

でも残念ながら、この本はすでに絶版なんですね。もったいない。さすがに12年たって物価がかなり上がっているから、そこだけは違和感はありますが、価格以外はいまでも十分通用する。一部を手直しして、また発行しないかな。でも、USEDで買っても損はないと思います。

チェンマイ暮らしの岡本さんは、その後、2010年に情報センター出版局の指さしシリーズから「タイ×屋台めし」を出していますが、その後、著書はなし。HPも更新されていない様子だし、彼女のタイに関する力作をもっと読んでみたかった私はとっても残念でなりません。

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