東南アジアのコーヒーチェーン、ベトナム以外はスタバが最強!?

フィナンシャルタイムに東南アジアのコーヒーチェーンに関する記事が出ていました。インドネシア、マレーシア、フィリピン、タイ、ベトナムの5カ国で1000人の消費者に「よく利用するコーヒーチェーン」を尋ねた調査結果を紹介したものですが、これがなかなか面白い。

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ご覧のように、ベトナムを除けば、どこもスタバが強い。インドネシアとマレーシアでは地元のチェーンと拮抗してますが、フィリピンでは45%、タイでも32%。

ところが、ベトナムだけは6%にとどまっていて、利用率は地元勢の後塵を拝しています。確かに去年、今年と3回訪問した経験からいっても、ホーチミンはローカルなコーヒーチェーンが本当に強い印象でした。町のあちこち、四つ角には必ずのようにコーヒー店があったけ。で、それがまたスタバじゃなく、地元勢なんだ。

しかし、この調査。よく考えるとちょっとヘン。というのは、タイの調査結果にCafe Amazonが入っていないから。PTT(国営石油公社)が運営するCafe Amazonの店舗数は1000店超。タイ全域のガソリンスタンドにはほぼ併設されているので、そりゃもう強い。確かにあまり美味しくはないし、スタバのようなオシャレなイメージはないけれど、タイにがっちりと根を下ろしているれっきとしたローカルなコーヒーチェーンです。その名が全然出てこないのはなんとも不思議。「Others」にCafe Amazonが入っているのだろうか。調査対象者はバンコクっ子中心なのかな。

それから、コーヒーチェーンの名前として、ダンキンドーナツが挙がっているのもちょっと解せません。あれはコーヒーチェーンなのか? ドーナツチェーンじゃないの?「コーヒーチェーンの利用」を問う調査で、ダンキンドーナツの選択肢を入れるって、あり?

まあ、いくつか???な点はあるし、タイの記述が少ない記事ではありますが、ブラックキャニオンコーヒーがカンボジアやミャンマーに店舗網を広げていることを知ることができたのは収穫です。古くからあるタイのローカルチェーンのブラックキャニオン、最近バンコクではあまり見かけなくなったと思ったら、アセアンの他の国に積極的に進出しているんですね。

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すでに、シンガポール、マレーシア、カンボジア、ラオス、ミャンマー、インドネシアに進出済みだ。でも、ベトナムには1店もない。これは正解でしょう。スタバでさえ崩せないベトナムの壁。一度も戦争に負けたことがなくて、アメリカさえ追っ払ってしまったベトナムのしぶとさをコーヒーチェーン攻防戦にも感じてしまいました。ベトナム、強いわ。

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