ビエンチャンで体験した北朝鮮レストランの思い出

Coconut Bangkokに、エカマイにある北朝鮮レストランPYONGYANG OKRYU の話題が出ていました。で、思い出したのが、ラオスの首都ビエンチャンで体験した北朝鮮レストラン。

あれは、いまからもう5年も前のこと。ほぼ15年ぶりに訪れたビエンチャンはほとんどなーんにも変わっていなくて、それはそれで楽しかったのですが、郊外に北朝鮮レストランがあると聞き、タクシーで行ってみました。

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「Pyeongyang Restaurant」では通じなくて、「North Korea Restaurant」でOK。約15分ほど走ったでしょうか。無事、到着を果たしました。

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扉を開けるのには若干勇気が入りましたが、思い切って開けてみると、圧倒的なアウェー感に包まれました。お客さんが全員、一瞬しーんとしてこちらを振り返るんだもん。びびる。

が、きれいなお姉さんが出てきて(言葉はほとんど通じず、英語も☓、身振り手振りで)、席に案内してくれたら、周りの関心も薄れたようで一安心。周囲をざっと見渡すと、お客さんは明らかにKoreanです。でも中国語も聞こえてくる。面白いことに、韓国の国旗がついた帽子をかぶっているお客さんもいました。中国在住の韓国人とか?

メニューを見て注文したのが、キムチとサムギョプサル、チヂミと冷麺、あと何だったかもう1品ぐらい頼んだかな(夫婦ふたりでよく食べる)。

味ははっきりいって美味しくない。ちじみはパンケーキのようでした。サムギョプサルに至っては、「これ本当にサムギョプサルかよ」ってな味。市場原理にさらされていないからかなあ。

唯一、いけるかもと感じたのが冷麺です。

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これはね、美味しかったです。やはり本場だからでしょうか。

お腹が満ちたところで、さあ、ショーの時間です。えっ。

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いきなり始まるカラオケタイム。喜び組風のお姉さんたちがステージで歌い始めます。

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うまいんです。聴かせるんです。波がざぶーんと押し寄せる映像をバックに、ろうろうと歌い上げるお姉さん。歌で選抜されてる?あ、あと顔でもか。

「アリラン」も歌ってました。周囲のお客さんたちも大乗り。みなが一緒に歌ってましたよ。それをただ見物する私とダンナ。

お姉さんたちの歌の後は、お客さんもステージに上がり、へったくそな歌を歌い出したので、そろそろ潮時と、私たちは店を後にしたのでした。お会計はいくらだったかな。ぼられたという記憶はまったくないので、ラオスのちゃんとした店とそう変わらない値段だったように思います。

料理はいまひとつ、いまふたつだったけれど、お姉さんたちはニコニコ愛想が良くて、とっても親切だったし、最初こそ周りからじろじろ見られたけれど、後は放っておかれたし、悪い店ではなかったな。

いまでもときどき思い出します。あのお姉さんたちは公務員なのだろうか、どういう経緯でビエンチャンの北朝鮮レストランに勤め始めたのか、その後、北朝鮮に戻ったのだろうか。それとも‥と。思い出すたびに、なんだか心がざわついてしまう貴重な思い出です。

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