タイにワインを輸入すると未知の税金がかかってくる!?

先日、タイで輸入ワインを買うと高いよってな記事をアップしたところ、バンコク在住の大先輩Oさんから興味深いお話を聞かせていただきました。

ある意味、とってもタイらしい。タイのワインがなぜ高いのか。そのからくりを知る意味でも貴重な情報です。

本人のモノローグの形でお届けします。

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あれは今年の1月のことでした。

サンフランシスコに出張した際、ついでにナパバレーのワイナリーを数軒訪問して、合計12本のワインを購入したんですよ。

ワイン

買ったワインは大きなダンボールに入れてね、バンコクに持ち帰りました。もちろん大きなカートンだから非常に目立ちますし、私も輸入申告して関税をちゃんと払うつもりでした。

飛行機がスワンナプーム空港に到着したのは明け方。赤色の税関窓口に行ったら女性の係官しかいない。正直、ありゃこれはまずいなあ、泣き落としは通用しないなと思いました。

さっそく「申告したいのですが」と申し出ると、女性係官は「どうしてそんな面倒なことをするの」と言わんばかりの対応です。

そして、ここからが驚きでした。税を確定するために女性係官がパソコンに入力すると、画面に以下の税計算式がでてくるではないですか。

  1. 関税が100%
  2. Exciting Taxが100%。追加税らしい
  3. もう一つ、謎の税金が100%

問題は3の税金です。女性係官も「何だかわからないけど、計算式に入っているから」と言うではないですか。結局、100%+100%+100%で、購入価格の合計300%分が課税されました。

自分の古希祝いのパーテイ用に購入したのに、その値段‥。「何とか安くしてよ」と泣きつきましたが、「計算どおり19000バーツ近い課税金額を払え」と言われました。
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私が「安いワインだったから!」と言うと、女性係官はワインを1本取り出し、Webでチェック。「これは高いワインじゃないの!」と課税額が追加加算されていきます。ヤブヘビです。

そこで、1枚だけ持参していた一番安い15ドルのワインの領収書をみせて交渉すると、古希のお祝いを理解してくれて、最終的には10000バーツの支払いで済むことにε-(´∀`*)ホッ クレジットカードで支払いし、通関レシートも発行してもらいました。

しかし、300%の関税にはびっくりです。税関の係官すら説明できない“何たら税”があるのも初めて知りました。

バンコクのワインショップで売っている一番安い価格帯のワインは400〜600バーツですが、その原価は100バーツ程度あるいはそれ以下かと思うと、どんな品質のワインを飲まされているのか?・・・と慄然となりますね。

ちなみに、日本の場合は個人が消費用に持ち帰るワインに本数制限はないらしく、私の友人は毎年ナパバレーを訪問し、2ダースほど購入しています。でも、関税は1本あたり100円だとか(商業用の輸入については分かりません)。

早くタイもそうなってほしいと思う次第です。

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いかがでした?

12本のワインで10000バーツの追徴金ということは、1本あたり税金が2500円かかったわけですよ。Oさんのお気持ち、お察しします。

税金の高さはもちろんですが、謎の税金の存在には驚きますね。係官もよく知らないってのがすごい(@_@)。いつそういう制度ができたのか、どういう根拠なのかが不明って、どういうこと? きちんと説明できる人はいるのかな。

日本みたいに、関税が明朗化し、安くなる日の到来を祈りたい。変わるときにはドラスティックに変わる、なんてことがあるといいのですが。

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