ルーフトップバー

ルーフトップバーに見る「自己責任」の国

BTSプロンポン駅の近くに昨年秋、コンパススカイビューホテルがオープンしました。その一番上に最近になってルーフトップバー「バニラスカイ」がオープンしたと知って、出掛けてみました。

32Fまでエレベーターであがり、そこから階段を登って屋上に向かうと、おお、そこはバンコク市内を見渡せるルーフトップバー!

ルーフトップバー

昨年11月までこのホテルが面しているソイ24をしょっちゅう往復していたので、懐かしい景色に胸いっぱい。というのはウソで、おのぼりさんよろしく、「あ、あれがヒルトン」「あれはアリストンホテル」などと見つけては喜んでいました。

で、びっくりしたのは手すりの高さです。手すりの高さは1メートルはありますが、イスが高いので、手すりの高さをあまり感じないんですね。しかも手すりのガラスがさして厚くないんですよ。

つまり怖い(うまい写真を撮っていないのでわかりづらいかも)。酔っ払って騒いだりしたら、この手すりから飛び出さないかなと少々不安になりました。ま、正確に言うと、32Fにテラスが広がっているので、もし35Fから落ちたら、そこで受け止めるようになっているみたいですが。

ルーフトップバー

手すりを低く感じる分、開放感はむちゃくちゃあります。高い場所が大好きな人にはもってこい(私だ)。夕日が沈むのを見物しながらお酒を飲むのは楽しい時間ではありました。

ルーフトップバー
メニューはお酒のみ。頼むと三段重ねのおつまみが出てくるシステム。

こういう設計。日本だったらしないだろうなとしみじみ。やはり日本では安心安全は(かなりの部分)担保されているように思います。おそらく地上◯メートル以上とか屋上部分の手すりの高さや厚さは安全基準が明確に定められているのでは。落ちて死んだらあんたの責任ね、ではないんですね。

日本は「自己責任」という言葉がやたらと喧伝されるわりには、「何かあったら困る」「クレームが出ないようにしないと」と、社会全体に予防線が貼られているように思います。企業や行政の腰がひけているというのかな。「これをやったらクレームがつくかもしれないからやめておこう」的発想で覆われている。とりあえずやってから考えればいいし、多少のクレームに動じない、妙なクレームは突っぱねるぐらいの気概があってもいいのでは。

この腰の引け方って安心安全という点に関していえばすごく良い面ではあるものの、クレームを恐れるあまり、社会全体が窮屈になっている気がしないでもない。そういう社会に息苦しさを感じている人も多いはず。窮屈でつらいなーと思う人は海外に出てみるのも一つ。選択肢の一つとしてタイはおすすめですぞ。

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ところ、このルーフトップバー「バニラスカイ」は、おそらく映画の「バニラスカイ」からネーミングしていると見ました。オープン間もないので、いまのところ穴場的存在です。

バニラスカイルーフトップバー
住所:35/F, Compass SkyView Hotel 12, Sukhumvit Soi 24, Bangkok
営業時間:17:00-01:00
TEL:02-011-1111

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