タイのタクシー

タイのタクシーにカメラと追跡装置、パニックボタン設置を義務付ける動きが始まった!?

先月、バンコクのドンムアン空港からタクシーを利用したブラジル人女性客がスパンブリーの方に連れて行かれ、強姦され、放置されたという事件がありました。

悲しいことにこういうニュースは決して珍しいものじゃない。またか‥と思っていたら、こんなニュースが。

陸上輸送局が、タイのタクシーすべてに、カメラと追跡装置、パニックボタンの設置を検討するセミナーを開催したとか(この記事参照)。パニックボタンというのは緊急時の乗客が押して、どこかに通報するボタンのことかな。記事には詳しく出ていないのですが。

とりあえず今回の事件を受けて、タイの陸上輸送局が少しでも動き始めたことは確かなようです。

タイのタクシー

ここでいう追跡装置は陸上輸送局のタクシー部マネジメントセンターや「タクシーOK」アプリと直結していて、運転手が乗車拒否をしないようにさせるオプションもあるらしい。

でも設置費用はタクシー1台につき2万バーツ。これ、いったい誰が出すんだ? カメラと追跡装置、パニックボタンがあればそりゃ安全だよねと思うものの、それだけ費用がかかってはね。現実味がある数字とは思えない。

記事によると、陸上輸送局のこの取り組みはUberの取り締まりの意味合いが強いようです。Uberはタイでは交通法違反のため営業停止。のはずが、既存のタクシーは乗車拒否が多いし今回のような事件が絶えないため、「タクシー=危険」というイメージが強い。だから、利用者がいまも絶えない。そこに歯止めをかけたい模様。

ただ、今回の事件に限っていえば、犯人は強姦の前科持ち(2犯)でしかも出所したばかりでした。そういう人間を運転手に雇うことができるシステム自体を見直さないと、犯罪は防げないでしょう。

渋滞や交通事故と並んで、タクシーというのはタイの社会が抱える解決すべき大問題。さらなる観光立国を目指すつもりなら、ここはぜひとも解決しないと。少しでも解決に向けて前に進むことを期待しつつ、今回の立案進行を見守りたいと思います。

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