デザート

タイで取材をすること3年。日本とは違うことがたくさんありました

ノートPCがクラッシュして、書き溜めておいた記事と画像が飛んでしまい、心が折れてしまってからというものすっかりこのblogとはごぶさたでしたが、せっかくここまで積み重ねてきたので、がんばって再開し、無理がない程度に更新していこうと思います。

再開ネタは、「タイの企業を取材してみて感じたこと」。

私が取材をしているのは企業なので、出てくる人はみなビジネスパーソン。社長もいれば取締役もいるし、マネージャーさんや平の人もいます。

ここまでは日本と同じですが、違うこともいろいろ。特に感じるのは次の2点です。

  1. 役職についている女性が圧倒的に多い
  2. 客(私)のもてなし方が手厚い
  3. 日系企業に対する評価にびっくり

まず1について。

日本でも女性の進出は進んでいて、先日も大手不動産会社に取材をしたら(誰もが知る大手)、2社とも事業担当者は女性でした。

あー日本も変わってきたなあとは思いますが、タイはかなり先を行っています。なんせCEOが女性、COOが女性、取締役の大半が女性てな会社が珍しくない。

タイの人なら大半が知っているであろう大手の会社も例外ではありません。優秀なら男女の関係なく役職についてばりばり仕事をしているんですね、この国は、

もちろん同族企業が多いので、副社長は社長の娘さんてなケースも多いのですが、そうじゃないケースも本当に多い。「女性の社会進出」なんて言葉がいらないぐらい、女性がしっかり働き、そして評価されています。

ガラスの壁もあるのでしょうが、見ている限りは日本の比ではありません。日本の場合、変化のスピードが遅いので、相対的にどんどん遅れを取っているように見える。差が縮まっていくといいのだけど。

 

2のおもてなしについて。これは最初、びっくりしました。

取材や視察で訪れた会社で、コーヒーやお茶請けのお菓子、サンドイッチやケーキまでどーんと提供されるからです。

先日取材した会社なんて、

  • ミネラルウォーター
  • コーヒー
  • サンドイッチ
  • ソムオー(ざぼんのような果物)
  • マンゴーもち米(カットしたマンゴーにもち米を合わせてココナッツクリームがかかっているデザート)

が出てきました。1時間半ぐらいの間ですよ。

中央に見えるのがソムオーです。少し写っている箱にはサンドイッチが!

 

コーヒーやサンドイッチにはもう驚かなくなってきた私ですが、マンゴーもち米には驚いた。

デザート
これがマンゴーもち米。かなりボリュームがあります

こういうデザートがどかんと出てくるのがタイ。

話を聞く前に、ビュッフェ形式でプチケーキやサンドイッチをふるまわれたこともありました。わざわざ足を運んでくれたお客さんは精一杯おもてなししたいという気持ちの表れのようです。

会社の玄関に行くと、「歓迎 ◯◯社☓☓様」と表示されていることも珍しくありません。電光掲示板で流れてきたりね。もう慣れましたが。

おもてなしって別に日本の専売特許じゃない。きっとどこの国にもそれなりのおもてなしがあるのでしょう。

私が知っているのはタイだけですが、来客をもてなすタイ人の気持ちは温かい、ことは確かです。

 

さて、最後の3の「日系企業に対する評価」について。

日系企業に対しては耳が痛くなるような言葉は多いです。いわく、

  • 対応が遅い、何事にも時間がかかりすぎる
  • 裁量を誰が持っているのかわからない
  • 柔軟性に欠ける
  • 慎重過ぎる
  • 品質、納期に厳しい

などなど。まあ予想されたことではありますが、スピードのなさは多くのタイの企業が感じているようです。

でも、評価されている点もあるんですよ、もちろん。

  • 約束を守る
  • 信頼関係ができると長く取り引きをしてくれる
  • 金銭面で汚くない

決まるまで時間がかかるのは難点だし、品質にはうるさいわ、納期にも厳しいわで対応は大変だけど、信頼性の高さは多くのタイ人経営者が評価していました。だからできれば日系企業と仕事をしたいと言ってくれる会社も多い(ただし、例外もあります。インチキとまではいかないまでも、契約書のすきを突くようなずるい対応をする日系企業の例もあり)。

いろいろな発見があるタイ企業への取材や視察。新鮮な気持ちを失わないようにこれからも続けていきます。

 

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